記憶 KO 2024/11/18 21:13 ざざ ざざ ざざ風でゆれる木の音 鼻をくすぐるような沈丁花の甘い香りオレンジ色に光る落ち葉と それを踏みしめたときの乾いた音雨にぬれて光った八つ手雨上がりのアスファルトの煙ったようなにおいなんの意味をもたない ばらばらの記憶意味を持たないけれど いとおしい記憶私は目を閉じてその記憶に潜り込むその記憶の中で私の体も思考も存在しないその心地よさ
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